満中陰志の挨拶状の例文、
品物、宗派や地域の違いについて
ご存じですか?
実はよく知らない満中陰志の作法。
今回はあまり知られていない
満中陰志の挨拶状の例文や、
品物、宗派や地域の
違いについて詳しく解説します。
Contents
満中陰志の挨拶状の例文。自作のお礼状のテンプレート、満中陰志のお礼の文例(例文)。満中陰志のお礼状について
満中陰志とは「まんちゅういんし」と読み、
葬儀や四十九日までに頂いた
香典のお返しのことで、
特に西日本で使用されています。
生まれ変わる先が決まる四十九日を
無事終えることができた
感謝を伝えるのが満中陰志です。
満中陰志の挨拶文には「季節の挨拶」
「句読点」「繰り返す言葉」を
使わないという独特のルールがあります。
内容としては、
まず参列や香典などのお礼を伝え、
次に四十九日の法要を無事終えたこと、
そして戒名も明記します。
満中陰志の挨拶状の文例や例文は、
便利なテンプレートをダウンロードできる
無料サイトもあります。
また、ギフトショップや、
葬儀社で返礼品を購入すると
お礼状を作成してくれる
サービスがある場合もあります。
満中陰志の読み方は?宗派や品物のランキング、手紙をもらったら…地域と相場
満中陰志とは、関西地域でよく使われ、
読み方は「まんちゅういんし」で、
意味は葬儀や四十九日までに
頂いた香典返しとよばれるお礼や
お返しする際に使用する
掛け紙や熨斗(のし)に書く言葉で、
墨の書体が一般的です。
満中陰志の「中陰」はwikipediaで
死者が今生と後生の中間にいるためantarā(中間の)bhava(生存状態)という。
引用元:ウィキペディア
とあります。
満中陰志の添え状は
お礼の言葉として挨拶状を
添付しますが薄墨で、
手書きや印刷したものを封筒で出したり、
最近ではメールで送ったりします。
満中陰志のお礼状や挨拶状の書き方には、
ルールがありますので、
挨拶文の例文が印刷されたはがきを
注文もできサイトもあります。
また、満中陰志を親族や、
勤務している会社など直接渡す場合は、
口頭でお礼を伝え挨拶状はなしでもよいでしょう。
満中陰志と同じ意味合いで関東では
「忌明志」や「香典返し」が使われますが、
熨斗に「満中陰志」ではなく
「志」を使用するところに違いがあります。
また、西日本の一部の地域では、
満中陰志と同じ意味合いで「茶の子」とよぶ
地域もあります。
また、同じく関西地域で使われる
「粗供養」は、満中陰志が、
四十九日までのお礼に対して、
粗供養は葬式や法要に参列してくれた
お礼の「粗品」という意味で、
渡すタイミングに違いがあります。
満中陰志やその他ギフトについて、
高島屋オンラインストアーのサイトでは、
満中陰志ののしや、
挨拶状について
詳しく解説したページがありますので
参考にしてみてください。
満中陰志のお返し、
香典返しの金額の相場は頂いた
金額の半分から三分の一といわれています。
満中陰志で品物を贈る場合、
お茶や洗剤など「消え物」とよばれる、
使って無くなるものを選び、
具体的には人気の品物のランキングを
参考にするのもよいでしょう。
満中陰志の香典返しは、
カタログギフトや、
商品券を選ぶ人も増えており、
イオンでは、のしも作成してもらえます。
満中陰志法要のお布施は、
3万~5万円といわれていますが、
宗派やお寺によっては金額表を
提示してくれる場合もあります。
また、お寺で満中陰志供養をする時は
お菓子をお供え物として
持参する場合がり、
詳細については
お寺に問い合わせましょう。
また、満中陰志が届いたら、
そのまま受け取りお礼の連絡はしません。
お礼のお礼となり
「不幸を重ねる」ことは避けます。
満中陰志を受け取ったら
四十九日の法要が無事終わったと
故人を偲びましょう。
満中陰志のお返しの時期、いつ?いつまで?返事はどうする
満中陰志は一般的にいつまでに
送るのがよいのでしょうか。
お返しをする時期は、
四十九日の法要が終わってから
一か月後までの間となります。
四十九日が終わるまでに
「満中陰志」として
お返しすることはありません。
一か月を大幅に過ぎてしまった場合は、
挨拶状や、口頭で遅れた
お詫びをすることをお勧めします。
最近では、葬式当日に香典返しをする
「当日返し」が増えてきていますが、
四十九日を待たずして
頂いた香典のお返しをする場合は、
のしに「満中陰志」とは書かず、
時期を選ばず使用できる
「志」と書くとよいでしょう。
また、満中陰志を頂いても、
お礼のお礼となり
「不幸を重ねる」ことになるので、
電話やメールの
返事をすることはありません。
満中陰志の挨拶状の例文について
満中陰志の挨拶文には
ルールがありますので、
例文を参考に作成したり、
品物を購入した店へ
作成依頼するなどをお勧めします。
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